AR のビジネス活用お役立ちブログ
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【新たな体験を演出するAR】業界別活用アイデア事例4選
ARとは、現実世界の情報にデジタル合成などによって作られた情報(3DCGや映像、画像など)を重ねて、人間から見た現実世界を拡張する技術のことを言います。スマートフォンやタブレットが普及するのに相まって、身近に体験・活用できる機会が近年とみに増えてきました。そして自治体や企業でもAR技術を利用したさまざまな取り組みが広がりつつあります。しかし、実際にARを取り入れたいという企業や担当者の中には「ARはイメージできるけど具体的な活用方法がわからない」という方も多いのではないでしょうか。本コラムでは、実際にARを使った具体的なアイデアとして、業界別に展開されている4つの活用事例を紹介します。
「こんな使い方ができるのか!」と思ってしまうAR活用事例4選
ARの活用方法としては、購入前の家具を部屋に配置するアプリや、スマートフォンを利用したゲームアプリなどを思い浮かべる方も多いでしょう。しかし、自治体や企業では、事業を活性化させるためのさまざまなアイデアを持ってARを活用しています。 ここでは、「こんな使い方ができるのか!」といったユニークなAR活用事例を4つ紹介します。
・【観光(自治体)事例①】TVアニメ×ARコンテンツのデジタルスタンプラリー集客・周遊施策事例
ある地方では、アニメの「2.43 清陰高校男子バレー部」とタイアップし、地域への誘客につながる回遊型ARコンテンツを展開しています。
各スポットを回ると、GPS情報を用いてデジタルスタンプを獲得することができます。各スポットでは、アニメのキャラボイスを獲得することができます。また、AR機能を利用することで、該当スポットでアニメキャラと記念撮影もすることが可能です。
これにより、多くの人々にアニメとのタイアップを通してその地域を認知してもらうことにつながり、ひいては集客や周遊効果が期待できます。
【ARを活用したアイデアが実現すること】
✓ スタンプラリー
✓ アニメとARコンテンツの組み合わせによる話題づくり
✓ アニメキャラのボイスやアニメキャラと記念撮影という特典 など
・【観光(自治体)事例②】下関市の「海峡ゆめタワー」でARを使った集客・周遊施策事例
山口県下関市の「海峡ゆめタワー」では、集客や周遊施策にARを活用しています。
主には、海峡ゆめタワー内の観光案内や、市内にホットスポットを設置したスタンプラリーなど、下関を周遊できるように設計されたコンテンツとして活用されています。
それは、海峡ゆめタワーのマスコットキャラクター「ゆめたん」を3DCGでAR表示、さらに動的に「ゆめたん」を自動で移動させてタワー内のARガイドを実現しています。またタワーの展望窓にスマートフォンを向ければ、歴史をさかのぼった船の3DCGがAR表示され、古の海峡内航行往来を再現し、「昔の下関」を知ることができるといった、時を超えた観光も可能にしています。
そしていくつかの下関市内観光名所を訪れ、AR機能を利用するとスタンプを獲得することができ、各所で集めたスタンプ数によって違ったコンテンツをさらにタワー内で楽しめるといったサービスをも展開し、地域周辺を周遊してもらう施策ともなっています。
この事例におけるARの活用は、集客と誘導のみならず、人と人が対面せずに非接触で下関の魅力を双方伝授できる手段ともなり、新型コロナ感染拡大防止対策にもつながっています。
【ARを活用したアイデアが実現すること】
✓スタンプラリー
✓過去の景色を再現
✓非接触による観光案内
✓新型コロナ感染拡大防止
✓地域活性化 など
・【建設・不動産(森ビル)事例】まだ存在しない建築物を現地にてARで原寸・3D表示した事例
東京都を中心に不動産を手掛ける森ビル株式会社では、ARを活用して今後建設予定の建造物を現実世界に融合させ、その景観などを再現しています。
現在建設予定となっているエリアにスマートフォンなどのデバイスをかざすことで、建築予定ビルのリアルな3DCGがAR表示され、現実世界と融合されます。これにより、建物の高さはもちろん、風景をも含めた建築物の完成予想図を目視できます。
建築物が完成した後の景観がどのようになるのかをリアルに“見る”ことができるため、都市開発や地域・住民へのPRにも役立てられるという大きなメリットがあります。
【ARを活用したアイデアが実現すること】
✓建築物完成後の景観を事前に確認できる
✓高さやデザインを含めた完成予想図を目視できる など
・【企業(ソフトバンク)事例】エントランスからビル内空間各所にARを表示、来訪者へ新しいカタチの情報発信事例
ソフトバンクグループ株式会社が本社移転した東京ポートシティ竹芝のオフィスビルは、さまざまな先端技術が取り入れられたスマートビルです。ビル内には、ロボットやIoT、5Gや顔認識といった技術をはじめARによる情報発信コンテンツも用意されています。
企業のエントランスには、企業側が発信したい情報をARで体験できる新しいカタチの情報発信コンテンツが完備されており、スマートフォンやタブレットなどのデバイスをかざすだけで現実世界に案内板が浮かびます。
例えば、エントランスでは、当日のイベント予定が3DCGや画像の文字となってAR表示として浮かび上がり、イベント開始残り時間もリアルタイムなカウントでAR表示されます。また、現実空間にAR表示された3DCGの「矢印のアイコン」は動的に走り、イベント会場までの道案内を自動で行ったり、イベント会場の入り口ではイベントのプログラムがAR表示されたりします。
【ARを活用したアイデアが実現すること】
✓ 非接触によるイベント案内
✓ 紙やボードによる物理的な案内板の削減
✓来訪者へのリアルタイムな情報提供 など
本格的なARコンテンツが作れるサービス「Aspace」
上述した4つの事例は、AR活用アイデアのほんの一部ですが、観光や建設・不動産など多岐にわたる業種で、さまざまなアイデアをもとにAR技術が活用されていることがわかります。
ARアプリやコンテンツは今、多くの企業が開発し実用化されていますが、今回紹介した4つの事例は株式会社プレミアムアーツが開発したアプリ「Aspace」を利用したサービスです。
✓ 【観光(自治体)事例①】TVアニメ×ARコンテンツのデジタルスタンプラリー集客・周遊施策事例
✓ 【観光(自治体)事例】下関市の「海峡ゆめタワー」でARを使った集客・周遊施策事例
✓ 【建設・不動産(森ビル)事例】まだ存在しない建設予定エリアをARで仮想演出した事例
✓ 【企業(ソフトバンク)事例】エントランスにARを設置し来訪者へ新しいカタチの情報発信事例
Aspaceは下図の「マンションタイプ」のように複数社で共有することができるアプリです。このため、アプリ開発を一から行うのではなく、アプリ内コンテンツのみを作成することでサービス利用が可能です。 Aspaceは、“本格的なARコンテンツを作成できるサービスプラットフォーム“として多くの企業に採用されています。また、プレミアムアーツでは、ARコンテンツの企画から制作まで複合的なサービスを柔軟にご提案しております。 その他の事例についても知りたい方はぜひ、以下のページより事例集をダウンロードしてみてください。
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